課題研究発表会
 
 12月5日(木)の10:00~12:20の日程で,生活デザイン科2・3年生による課題研究発表会を行いました。
パソコン・食物・保育・着付け・被服製作の5分野にわたり,12月までの研究の成果を発表しました。
課題研究の様子(動画)は石岡第二高等学校【公式】Twitterで確認できます!

 パソコンの選択者は,「ドレスができるまで」「USJのおすすめエリアについて」「お寿司について」「日常の疑問」「日本のテレビ局」「正しく磨けている?」という内容での発表でした。全員パワーポイントを利用し,研究の内容をわかりやすくまとめました。
 食物の選択者は,「エコレシピ」「牛乳料理」「きのこ料理」の内容での発表でした。約半年間にわたり,それぞれのテーマについて研究し,各コンテストの応募基準を満たすためのレシピを作成するまでの過程についてまとました。どのコンテストでも入賞することができ,研究の成果が外部の関係者からも認められたことがわかりました。
  

 保育の選択者は,「課題研究保育」の活動内容の説明と「ピーマンカレーを作ろう!」という劇を行いました。主人公の胡桃ちゃんというピーマンの嫌いな女の子を中心に物語が始まります。そして,最後には嫌いだったピーマンが食べられるようになるという結末の劇でした。全員が参加し,かわいいキャラクターになって劇を行ったので,会場が盛り上がりました。
 

 着付けは鈴木よし子先生から着物の基本から教わり,浴衣,一重,袷と着付けの方法を学習していきました。今回の発表は,振袖,訪問着,無地,小紋の着物の着付けで,それぞれが帯結びの変わり結びをしていました。美容姿という器具を使うことで,着装を楽にし,手早くきれいに帯を結べる工夫をしました。全員が着付けを終わった姿は,とても華やかでした。
 

 被服製作の発表は,「現代の名工」である伊賀玲子先生にドレス製作を教えていただきました。伊賀先生のドレス展示会にも見学に行き,美しいドレスを作成するためのコツも教えていただきました。生徒は自分で作成したドレスを着装で発表しました。第1部2年生の発表は,「華」をテーマに4人の生徒の発表がありました。初めてのドレス作成でしたが,みんな自分の体形に合ったドレスを仕上げることができました。第2部の3年生の発表は,2年目の生徒もたくさんおり,難易度の高いロングドレスを作成する生徒が多いのが特徴でした。「Glamorous Dress making」をテーマにとても特徴のあるドレスを作成していました。ビジューを手縫いで縫い付けたり,ベルトにひもを付けて和を印象的に表したり,どのドレスも個性あふれるものとなりました。会場内を所狭しとウォーキングを披露し,最後の発表は大いに盛り上がりました。
 

 閉会式では,校長先生と教頭先生から講評をいただき,日頃の研究の成果についてたくさんほめていただくことができました。生徒にとっては,緊張した発表会でしたが,終わった後は笑顔が戻り,たいへん貴重な思い出になったようでした。