産業教育生徒交流会
令和3年度第3回茨城県高等学校産業教育生徒交流会が行われました。
本校からは、生活デザイン科の2年生3名が参加しました。

産業に関する学科のある学校が参加するこの交流会は、コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、成果発表は動画配信、生徒交流会は双方向オンラインで開催されました。
 
(1)生徒交流会
       講演 「アントレプレナーシップって何? 学んでいる分野×身の回りの社会課題で新しい価値を作り出す」
       講師 起業家 菅原広豊氏 常陸frogs代表 
 
講師である菅原氏の常陸frogsでは、アントレプレナーシップ(起業家精神)とは、「従来の習慣やルールに流されることなく常によりよい未来のために最善策を見つけ実際に周囲を巻き込みながらイノベーションを起こす力」だと話をしているそうです。菅原氏が生徒に伝えてくださったことは、「正解ではなく自分解を求めること」であり、「自分を知って自分ならではの答えを出すこと」が大切ということでした。さらに、DQスキル(デジタル知能指数)が求められ、VUCA(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)の予測できない読めない激動の時代となったが、チャンスの多い時代でもあるなどお話してくださいました。最後に、「自分を知る、自分ならではの答えを出す」ためには、まわりの人にコメントをもらい自己理解につなげていくこと、これからは若い世代の感覚こそが未来であると締めくくられました。
 
(2)交流会・グループワーク
       テーマ「茨城の産業を世界に発信~身近な学習から新しい価値をつくりだそう!~」
 
参加した生徒は、事前にテーマに沿って自分の考えをまとめておき、意見交換に備えました。参加校は、4グループに分かれ、講師やファシリテーターに助言をいただきながら意見交換を行いました。高校生ならではの独創的な意見もあり他校の生徒の意見は大変参考になったようでした。短い時間ではありましたが大変充実し、生徒にとって貴重な体験となりました。